熱中症に大切なこと
暑さに伴い、熱中症が心配されます。熱中症は突然気温が上昇した日や、梅雨明けの蒸し暑い日、体が暑さに慣れていない時に起こりやすく、今年の夏のように暑い日が続くと特に注意が必要となります。
熱中症は「水分補給」と「暑さを避ける」ことなどの適切な対応でほとんどの熱中症を防ぐことができます。外で暑いと感じたら日陰に入り、太陽を避けること、屋内ではクーラーを利用することです。
水の補給は喉が渇かなくとも、こまめに補給することが勧められていますが、症状が悪化したときなどは水だけを飲み続けると、体液の電解質のバランスが崩れてしまう場合があるそうです。そのため塩分が必要となります。市販の補水液500・に塩分が1・46g(小さじ1/3程度)入っていますので、その程度の塩分が適当と考えられます。飲む量は自分のかいた汗の量+1・位は必要と言われています。ただし塩分が制限されている方はかかりつけ医に相談してください。暑いからといって冷えた水ばかり飲んでいると今度は胃を冷やし、食欲減退につながりますので常温の水を飲みましょう。暑い時には、暑さを避け、きゅうりの浅漬けで麦茶を飲む昔ながらの食生活が最良の予防かもしれませんね。