清涼飲料水の飲み過ぎに注意
まだ暑い夏が続きます。暑いとついつい冷蔵庫の扉を開けたり、自動販売機で冷たい清涼飲料水を求めたくなります。それが習慣的になり1日に何本も飲むようになると問題です。飲料水の糖分は意外に多いのです。糖分は体や神経が疲れた時に必要ですし、熱が出たときや運動後にスポーツドリンクを摂るのは良いことですが、その糖分は意外に多いので、注意が必要です。
1日に必要な糖分は約50・と言われていますが、スポーツドリンクで約20・清涼飲料水は1本に約40・もの砂糖を含んでいます。
清涼飲料水を飲むうちに血糖が高くなり、その結果さらに喉が渇いて、また飲むということが繰り返され、いつの間にかこの生活習慣が糖尿病を引き起こすことに至ります。このことは肥満や高血圧など生活習慣病に静かに移行することになりますので注意しましょう。
もう一つ、コーラやジュースなどの酸は歯のカルシウムを溶かすことがあります。コーラを1分程度口に含み歯をこするとギスギス感が出ますが歯から微量のカルシウムが溶け出している状態です。通常は1分間も含んでいることはないので心配はいりません。このような事を知った上で上手に清涼飲料水を利用しましょう。