市販薬と処方箋薬
薬には医師の処方箋で使う薬と市販の薬があります。その違いは効く範囲にあるようです。
風邪のための薬だとすると、市販薬は、熱、咳、鼻水、のどの痛み、頭痛などいろいろな症状に使えるように、すべてに効くような成分が配合されています。
一方、処方薬は、その症状に応じて特化した薬が処方されます。熱があれば解熱薬、咳だけなら鎮咳剤、痰がからめば去痰剤というように医師が症状に合う特化した薬を組み合わせて処方します。市販薬に比べ効果がありますので、風邪の引き始めは市販薬で様子を見て、しばらくしても改善が見られない場合はかかりつけの医師で受診しましょう。
市販薬はその安全性を考慮し三つに分類されています。症状に合った薬を薬剤師に相談して購入する薬を第一分類薬、登録販売者に相談する第二分類、自分で判断する第三分類がありますのでかかりつけの薬局で相談してみましょう。