本日は「世界親切デー」。

「親切は世界を幸せにする」を
スローガンに、1998年に制定されたそうです。

親切をたくさん実践することを
「カインドフルネス」と言います。

親切といっても難しいことではありません。

日常生活の中で
ニッコリ笑顔であいさつする、
お手伝いをする、席をゆずる、
エレベーターで「何階ですか？」と聞く、
車で道をゆずる、
宅配便に「ありがとう」と感謝する、
飲食店で「ごちそうさま」と言う、
人を褒める、ペットを優しくなでる、
などなど。

何でもいいのですが、
「相手が喜ぶこと」「相手が笑顔になること」
をたくさん実践する。

これが「カインドフルネス」です。

実は、親切をすることは
私たちの心身を健康にしてくれます。

人に親切にすると、
身体では幸せホルモンである「オキシトシン」が分泌されます。

オキシトシンの濃度が上がると、
動脈で「一酸化窒素（NO）」が発生します。

この一酸化窒素により
血管を拡張され血流が良くなるほかにも、
「奇跡の分子」とも呼ばれている一酸化窒素は
体内でたくさんの嬉しい働きをしてくれます。

例えば、感染症予防・栄養の吸収・記憶力アップ・
集中力アップ・認知症予防など、効果は盛りだくさん。

そのため
「健康と老化防止には、一酸化窒素の濃度をキープすることが最も重要だ」
と断言している研究者もいるほどです。

ただ、ひとつだけ注意があります。

それは「見返りを求めない事」。

親切にする＝「自分が相手にしてほしいことをする」
ということを基準にするとよいそうです。

コロナウイルスの収束の見通しがつかない中
私たちの心には余裕がなくなってきていて
ストレスがたまっていることもあると思います。

お互いが親切をする心を持つことでストレスが軽減され
コロナウイルスの感染拡大の予防や
個々の免疫力のアップにつながるかもしれません。

今日が「世界親切デー」だからといって
今日だけではなく

今日をきっかけに
「一日一善」で健康になっていきましょう！

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